ワードとフリーウェアを使ってHTML文書を作成・ホームページとして公開する方法を解説してきました。
ボタンやバナー、ロゴなどもの素材も、ついでにワードで作ってしまいましょう。
作成するHTML作成用のdoc文書側で、ロゴを表示するためのセルを作っておきます。
ロゴを挿入するセルを任意の色で塗りつぶします。
(1)新規でワードを起動して、挿入タブの図グループから図形を選択し、四角形を選択します。
この時、挿入するセルの列幅、行の高さよりも小さく作ります。
(2)四角形の枠線は「枠線なし」にします。
(3)四角形の内部はセルと同色で塗りつぶします。
(4)四角形の内部に文字や図を挿入します。
(5)文字をワードアートで装飾します。
(6)出来上がれば、ウェブページ(フィルタ後)で、任意の場所に保存します。
邪魔にならないならば、デスクトップにフォルダを作成して保存すればよいでしょう。
(7)フォルダ内に、xxx.filesというフォルダが自動的に作成されています。
この中に作成したロゴが図としてimage001.jpgというファイル名で保存されています。
これをデスクトップにコピーして、保存のために作成したフォルダをごみ箱に捨てます。
HTML作成用のdoc文書内の当該セルに挿入します。このとき、文字列の回り込みは行内にして、セル内は中央揃えにします。
※バナーも同様にして作ります。ただし、サイズは2cmX3cm以内で作成しましょう。
HTML作成用のdoc文書の見本中にpage1,page2となっていた部分に挿入するボタンを作成します。
ロゴと同様に、挿入するセルの列幅より小さな四角形を作ります。
ボタンは背景と同化してはいけないので、塗りつぶすセルと同系色の異なる色にします。3Dなどの加工を加え、図形の枠線を付けます。ただし、図形自体に影は付けないようにしましょう。
図形が完成すれば、後々ページを増やすことなどを考慮して、ページ数分プラス2個コピーします。
それぞれの図形にテキストの挿入でページ名を書き込みます。
いったんdocx形式で任意の場所に保存します。doc形式だと保存できない図形などがあるためです。
ロゴと同様に、出来上がれば、ウェブページ(フィルタ後)で、任意の場所に保存します。
xxx.files内の図形をすべて選択・コピーして、デスクトップ上に作成したフォルダに貼り付けます。
HTML作成用のdoc文書内の当該セルに図形を挿入します。
この時セル内の配置は、中央上揃えにしておきます。
図形の文字列の回り込みは行内とします。
図形を縦に並べるときは、1つ目を挿入した後改行して2つ目を挿入します。